もっとも有名なMicrosoft Windowsのものでは、3つのサイズがあり、Microsoft製のものはそのサイズを踏襲している。
初級:9×9のマスに10個の地雷
中級:16×16のマスに40個の地雷
上級:30×16のマスに99個の地雷
盤面の変更:9×9から56×40までのマスに10から2052個までの地雷(但し、設定できる地雷の最大数は、A×Bの盤面ならば(A-1)×(B-1)までである)
新しいバージョン(Windows 2000以降)では、初級の画面が9×9に変更されている(地雷の数は同じ)。
これはおそらく以前の大きさでは、初級と中級が地雷をクリックする確率が同じであったからであろう(初級: 8×8=64, 10/64=15.625% 中級: 16×16=256, 40/256=15.625%)。
実際のところ、最初に開けた1マスは必ず地雷ではないとした場合、古い初級のゲームは中級と比べランダムな1つの動きで地雷に当たってしまう確率がほんの少し多くなってしまっていた。
しかしながら地雷に当たる確率は総合的にあまりなく、一か八かの選択状態になる確率もごく小さいため、初級のゲームはなお簡単であった。
新しいWindowsのバージョンではコントロールも改良されたため、9つのマスの幅がタイトルや得点のバーと同じになるように変更できるようになったのである。
あるいは、今の9×9の初級の画面では開けられたマスと開けられていないマスの境界が、数字の入ったマスだけで1列並ぶように現れた場合、開けられていない側の境界の1列は一か八かで開けなくても解けるようになるためであるとも考えられる。
このゲームの3次元バージョンもあり、「マインスイーパ3D」とよばれている。
また別のレイアウトを持った2次元のマインスイーパもある。
例えばX11の「XBomb」は三角形または六角形のマスを持ち、Windowsの「Professional Minesweeper」はこれらやその他たくさんの種類のレイアウトを持っている。
ゲームボーイでも同様にこのゲームで遊ぶことができる。
2003年、マイクロソフトはMSN Messenger(バージョン6以降)で「Minesweeper Flags(マインスイーパフラグ)」という新しいゲームを提供した。
このゲームは対戦式で、目的は地雷の周囲ではなく、地雷の位置をクリックして地雷を見つけることである。
先に26個の地雷を発見したほうが勝ちとなる。
サウンド機能は正式には実装されていなかったが、iniファイルにsound=1と書くことでビープ音によって地雷の爆発を表現するバージョンがあった。
Windows Vistaでは今までグレーだった盤面がカラフルなものとなり、地雷を踏むとサウンドとともに周囲に次々誘爆する表現になっている。
失敗すると同じ地雷の配列で再プレイも可能(その場合、最初の1クリックで失敗することもある)。
また、地雷でなく花の模様にも変えることが可能となっている。
また、Windows Vista版では最初にクリックしたマスが必ず空白のマスになる(つまり、最初のクリックで複数のマスが開けられる)仕様になった。
そして、Windows Vistaにおいては3D化を果たした。
ただし、ウィンドウリセットボタンが消滅している。
このため新規にゲームを始める場合は、メニューから選ぶかショートカットキー(F2)を用いる。
イースターエッグ
特定のコマンドを入力することでプレイを有利に進められる。
Windows3.1
ウィンドウ上部中央のフェイスマークをクリック後、X,Y,Z,Z,Yとタイプした後に左Shiftキーを押しながらEnterを押すことで、地雷のあるマスをマウスカーソルでポイントすると、画面の左上の1ピクセルが白く変化した。
Windows95/98/Me/2000
マス目の上で左右同時クリックし、タイマーが動き出したら再び左右同時クリックしたままEscキーを押すことでタイマーを止められる。
WindowsXP
X,Y,Z,Z,Y,Enter,Shiftで地雷のあるマスの上にポインタを乗せると画面の左上1ピクセルが黒くなる。
公式にリリースされたものとしてkdegamesに含まれるKMinesがある。
公式にリリースされたものとしてMinesがある。