すでに1985年には、「Relentless Logic」(略して「RLogic」)と呼ばれていたゲームがコンウェイ、ホング、スミスによってMS-DOSで開発されていたが、あまり知られていない。
RLogicでは、プレイヤーはアメリカ海兵隊員となり、米軍司令部に重要なメッセージを届ける。
RLogicとマインスイーパはコンセプトが似通っているが、多くの相違点がある。
以下はRLogicの特徴である。
プレイヤーは左上から右下(司令部)まで地雷原を通り抜けていかなければならない。
すべての地雷を見つける必要はない。
したがって、地雷に印を付けたり地雷の数を示したりする機能はない。
左上から右下までの歩数がカウントされる。
ハイスコアの機能は付いていないが、プレイヤーは地雷の数ごとの自分の最高点を超えようとしていた。
マインスイーパと異なり、地雷原の大きさは固定されているが、地雷の個数を変えることができる。
地雷原を通り抜けるゲームのため、ときにクリア不可能になることがあった。
すなわち、すべての通り道が地雷で止められているのだ。
RLogicとドナーのマインスイーパとの間の関連は不明である。
RLogicが先に出たことは否定できないが、コンセプトが単純なため、両者が偶然似通った可能性も十分に考えられる。
マインスイーパが広く知られ続けているのに対して、RLogicは事実上無名になっている。
RLogicはさらに古いゲームだということが明らかになっている。
1981年頃のTektronix 4051に搭載されていたものがあったが、「games tape」に収録されている古い版は1973年までさかのぼることができる([1])。
このテープにはマインスイーパの3次元バージョンが含まれている。
このゲームの作者である、デービット・アール([2])は、コンピュータゲームの歴史の中で重要な人物である。
Microsoft Windows 用マインスイーパは、Oberon Games が開発し、1990年、Windows 3.0 用の拡張パック Microsoft Entertainment Pack のコンポーネントとして Microsoft Game Studios より発売された。
1992年の Windows 3.1 からはOSに標準で付くようになった。